DMS-S1 プロジェクト
ラック一杯に積み上げていた機材を、わずか「タバコの箱2個分」のサイズに凝縮。Raspberry Pi 5 と AI技術を融合させた、アマチュア無線専用の自作オーディオシステムです。インターネットへの接続は不要です。
DMS‑S1:アマチュア無線専用「全部入り」AIオーディオシステム
「ノイズキャンセリング・ヘッドフォンはあるのに、なぜノイズキャンセリング・マイクはないのか?」
この素朴な疑問が、すべての始まりでした。20年来の夢、それは「騒音まみれのシャックからでも、スタジオのような静寂と高音質でQRVすること」。
しかし、市販品には満足できるものがありませんでした。
「無いなら、創るしかない」
最新のRaspberry Pi 5とAI技術(深層学習)、そして高機能オーディオエンジンを融合。
それが、JA1BBPが企画・製作した自作PCシステム、DMS-S1です。
DMS-S1のここが凄い
- 全部入り: イコライザ、コンプ、エキサイタ、リバーブ…必要なエフェクトをこれ1台に集約。
- AIノイズ除去: AIノイズキャンセリング機能が、空電や生活騒音を劇的にカット。
- コンパクト: デスクの特等席を占領しません。ヘッドレス運用(モニタ無し)も可能。
- GUI & プリセット: 画面で見て直感操作。無線用に調整済みのプリセットですぐに使えます。
【受信編】 AIが拓くクリアーな世界(Listen!)
DMS-S1の真価は、送信だけではありません。受信ラインに接続することで、かつてないS/N改善を実現します。
無線機内蔵のNBや、DNRでは消せなかったノイズを、AIが「音声ではない」と認識して除去してくれます。
【送信編】 理想の音をデザインする(Create!)
DMS-S1は、あなたの音声を「レコーディングスタジオ」並にグレードアップします。
マイクからの入力を、エフェクトチェーンで磨き上げ、無線機へ送り込みます。
理想の音をデザインする
ノーマル音声から、DMS-S1のエフェクトを通した音、そして実際に受信された際の音の聞こえ方まで。
System Spec:こだわり抜いたハードウェア構成
ソフトウェア処理の遅延を極限まで減らすため、最新のRaspberry Pi 5を採用。
さらにSDカードのボトルネックを解消するため、NVMe SSDへ換装し、システム全体のレスポンスと信頼性を高めています。
| Base Hardware | Raspberry Pi 5 (Memory 4GB) |
|---|---|
| Storage | NVMe SSD 256GB (PCIe Gen3接続) |
| Cooling | 純正アクティブクーラー (常用50℃台) |
| Audio Out | HDMI-DAC (低遅延・高音質) |
| Audio In | AV-CUMP3 (USBアナログI/F) |
| OS / Software | Custom Real-time OS / EasyEffects |
DMS-S1関連資料&お問い合わせ
クリックするとPDFが新しいタブで開きます。(将来:最大6件まで追加予定)
リボンマイク(DRM-02)開発 プロジェクト
リボンマイクを「自作」したプロジェットです。モーター部だけでなくトランスまで新規に開発しました。これも「無いなら、創るしかない」精神でやりました。リボンマイク用トランス(TRM-1)の開発
「リボンマイクの真価を引き出す、究極のトランスへの挑戦」
市販のトランスでは得られない、太く暖かい、そしてクリアな音色を求めて。コア材の選定から巻き数、インピーダンスのマッチングまで、試行錯誤を繰り返しトランスを完成させました。
「一切の妥協はしない!」、開発者としての哲学を「仕事の流儀」的にパロって動画にしてみました。収録してから10年以上も経ってしまったか...
開発のポイント
- コア材による音質の変化を徹底比較
- リボンモーターの超低インピーダンスに最適化
- 音質と高巻数比(1:50)を高次元でバランスさせることに成功
※左の画像をクリックするとYouTubeへ移動します。
DRM-02関連資料
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雑誌掲載記事
低電圧駆動真空管式ヘッドフォンアンプ
ハムフェア2014でキット販売したDMS-10MHをベースに製作した真空管式ヘッドフォンアンプです。
アナログVUメーターを取り付けたり、真空管を下から青色LEDで照らしたりして、遊んでみました。12AV7(Philips JAN球)